聯合ニュースなどは7日、韓国の人気音楽グループ「BTS」のメンバー、SUGAさん（31）が飲酒後に電動キックスケーターを運転したとして、道路交通法違反（飲酒運転）の疑いで警察の捜査を受けていると報じた。SUGAさんは7日、既に運転免許取り消しの処分を受け、罰金も支払ったと明らかにした。
報道によると、SUGAさんは食事で飲酒した後、電動キックスケーターに乗って帰宅し、家の前でキックスケーターを止める際に転倒。道路で倒れていたところを警察に発見された。警察によると、アルコール数値が免許取り消しになる基準値を超えていたという。移動距離は約500メートルで、けがはなかった。
韓国ではキックスケーターに道交法が適用され、飲酒運転の場合は20万ウォン（約2万1000円）以下の罰金などを科される。SUGAさんは「キックスケーター」と説明しているが、ハンギョレ新聞によると、警察は「座るタイプのモデルだった。電動スクーターと呼ぶ方がより適切」と説明しているという。
SUGAさんは兵役中で、昨年9月から「社会服務要員」として公的機関に勤めていた。所属事務所のビッグヒットミュージックは「社会服務要員の身分で行った行動について、勤務先から適切な処分を受ける予定」と明らかにした。
SUGAさんは7日、ファン交流プラットフォームで「非常に申し訳ない気持ち。傷ついた全ての方に謝罪し、今後はこのようなことがないようにより一層行動に注意する」と謝罪し、「近い距離だという安易な考えがあり、飲酒した状態での利用が違法と認識していなかった」と説明した。【ソウル日下部元美】
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