YOSHIKIさんと米国公衆衛生局 長官Dr.Vivek Murthyさんが「ソーシャルメディアが青年のメンタルヘルスに与える影響」について対談が行われました。
この対談はアメリカ人の健康と福祉を促進し、公衆衛生問題に取り組むDr. Murthyさんが、2021年に音楽関係者のメンタルケア支援に10万ドルの寄付を実施するなど活動を行うYOSHIKIさんの活動にシンパシーを感じ対談をオファー。今回、初来日し実現に至りました。
対談ではSNSの陰と陽についても語られ、ネガティブな部分がクローズアップされがちですが、母親を亡くした時、YOSHIKIさんは、ファンからの励ましのコメントで、救われた部分もあったことを明かしました。
ただ、そんな中でも、5%程度はネガティブな書き込みもあったそうで、YOSHIKIさんは“最近、若い子はスターになりたい子が多い。注目を集め、たくさんの「イイネ」やフォロワーの数ばかりを追ってしまう。けど「数」ではなく、「質」が重要だと気づいて欲しい”と語りました。
また「人助け」について、YOSHIKIさんは“僕も若い頃はロックスターとして成功し、「物質的なもの」に惹かれたこともあった。ただ、それを手に入れても、その瞬間は幸せなんですけど、「人を助ける」方が、もっと自分をメチャクチャハッピーな気分にさせてくれるんです。なので、たくさんの人に「愛する人、大事な人を助けてあげてください」と呼びかけているんです”と、「人助け」が「自分を助けることになる」と、語りました。
また、そんなYOSHIKIさんは「希望を与えるもの」について聞かれると“あらゆる「瞬間」に「感謝」をしています”と語り、“「生きて、今、この世界にいること」が、「才能があること」なんです。この世界に「生きている」と、いうことだけで、「ラッキー」なんです。たとえ皆さんは、辛いことがあっても、今、この時代を「生きて」いる。ただ存在するだけでなく「ただ生きよう」と言いたい。そして人に「愛」を与え、何か「ポジティブな事をしよう」と言いたいです”と、熱く語りかけ、対談は、予定時間を大幅に上回り、熱い討論が交わされました。
また対談後、YOSHIKIさんから、Toshlさんに向けて「@Toshlofficial 話し合いしない?」と、対話を呼びかけた、前日のSNSの投稿について聞かれると“まぁ、「前の方向に行けば良いな」っていうだけで、ソーシャルメディアに関しては、あまり深く考えないで頂ければ、僕は気軽にやっているんで…”と語り、返信については“忙しいのでまだ見てないです。まぁ僕は「前向き思考」なんで、前を向いて行ければ”と語りました。
さらにオリンピック選手や、昨今の芸能界での「SNSの誹謗中傷問題」については“忙しいので、あまり見ていなくて分からないが、SNSの影響力を考えると、そういった「ネガティブなコメント」とかに関しては、「規制が必要なんじゃないかな?」って思いはしますよね”と語りました。
なお対談の模様は後日、アメリカメディアや、YOSHIKI公式YouTubeなどにて公開を予定しているそうです。
【担当:芸能情報ステーション】
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