【ニューヨーク時事】米ニューヨークで開かれていた若手バレエダンサーを育てる国際コンクール「ユース・アメリカ・グランプリ（ＹＡＧＰ）」の最終結果が２０日発表され、プリコンペティティブ（１月１日時点の年齢が９～１１歳）のクラシック部門で、中学１年の山田優七さん（１２）＝札幌市＝が女性１位に選出された。

山田さんは取材に「お客さまが笑顔になれるような影響力を与えられるダンサーになりたいです」と笑顔で声を弾ませた。

プリコンペティティブではこのほか、クラシック、コンテンポラリーの両部門で高橋杏さん（１２）＝さいたま市＝が女性３位。寺西悠人君（１０）＝名古屋市＝がクラシックで男性３位、木原琥珀君（１２）＝京都市＝がコンテンポラリーで男性２位に選ばれた。

ジュニア（１２～１４歳）では秋田瑛汰君（１４）＝大阪府箕面市＝が男性３位となった。ＹＡＧＰは、有望な出場者に世界各地のバレエ学校で奨学生として学ぶ機会を与えている。

ダンスを披露する山田優七さん＝１１日、ニューヨーク（ＬＫ　Ｓｔｕｄｉｏ提供・時事）

２０日、米ニューヨークで記者団の取材に応じる山田優七さん

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