能登半島地震で崩れるなどの被害があった、石川県金沢市にある金沢城公園と兼六園の 石垣について、全体の復旧には少なくとも15年程度かかるという見通しが示されました。
これは石垣や地盤工学の専門家など5人の委員が金沢城と兼六園の石垣の復旧方針を話し合う会議で明らかになったものです。
会議では復旧の基本方針案が示され、石垣が様々な年代の多様な技法を用いて築かれていることから、個々の状況に応じた復旧方法の検討を行うことなどが盛り込まれました。
また、委員からは 石垣の復旧過程を見る機会は珍しいため、安全対策を取ったうえでできるだけ近くで見学できるようにしてほしいといった意見が出されていました。
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