JR西日本は、2024年秋に北陸三県の自治体や観光事業者らと行う大型観光キャンペーン「北陸デスティネーションキャンペーン」に合わせて、10月から観光列車「はなあかり」を敦賀と兵庫県の城崎温泉の区間で運行すると発表しました。
「はなあかり」は、「地域の華を列車に集め、お客様と地域の縁を結ぶ列車」をコンセプトに、エリアを変えながら西日本各地を運行する観光列車です。
その第一弾を、敦賀と兵庫県の城崎温泉の区間で運行することが21日、発表されました。期間は10月5日から12月22日までの土日で、美浜や小浜、東舞鶴などの駅を経由して、約5時間かけて走行します。土曜日の下り列車は敦賀発、城崎温泉行きで、
日曜日の上り列車は城崎温泉発、敦賀行きです。
「はなあかり」は3両編成の特急列車で定員は54人。2人用の個室となっているスーペリアグリーン車と、2人から4人用のボックス席などのグリーン車に分かれています。
乗車すると、停車駅では地域と連携したおもてなしを受けることができます。また、注文すれば、若狭や丹後の地域の名産を取り入れたお弁当やスイーツも車内で食べることができます。下り列車は3500円で「若狭町家弁当&天橋立スイーツ」が、上り列車では3900円の「丹後晩秋弁当&若狭スイーツ」が用意されます。
料金は、敦賀ー城崎温泉間の片道で、スーペリアグリーン車が大人1人で1万2840円(2名利用の場合)、グリーン車が大人1人で1万640円となっています。チケットは全国のみどりの窓口や旅行会社の窓口などで購入が可能です。また、一部のチケットはJR西日本インターネット予約サイト「e5489」でも購入できます。9月5日午前10時から販売開始です。
また、8月30日からは、期間限定で京都鉄道博物館で車両展示も行われます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。