俳優の河合優実さん、金子大地さん、寛一郎さん、山中瑶子監督が映画「ナミビアの砂漠」のジャパンプレミアに登壇しました。

映画「ナミビアの砂漠」のジャパンプレミア




本作では、第77回カンヌ国際映画祭において、山中監督が国際映画批評家連盟賞を女性監督として史上最年少で受賞。世界でも注目を集めました。 "世の中も、人生も全部つまらない" と、やり場のない感情を抱いたまま毎日を生きている、21歳のカナ(河合さん)。優しいけど退屈なホンダ(寛一郎さん)から自信家で刺激的なハヤシ(金子さん)に乗り換えて、新しい生活を始めてみたが、恋愛すらただの暇つぶしに思うカナが、次第に自分自身に追い詰められていくというストーリー。

河合優実さん



河合さんは、まだ俳優を始める前の学生時代に、山中監督が19歳で初監督し、ぴあフィルムフェスティバル観客賞受賞、ベルリン国際映画祭フォーラム部門に史上最年少で招待された「あみこ」を観客として劇場で鑑賞。衝撃を受け、いつか山中監督作品に出たいと熱望し、「女優になります」と書いた手紙を監督に渡すなど、思いを伝えていたそうです。

河合優実さん




河合さんは“それから5~6年くらいは連絡先も知らない、会ってもいなかったですけど…その時の自分に伝えたい。ビックリするだろうし、一緒に撮影できること、完成をみなさんに届けられることを楽しみにしていた作品でもあります”と熱い思いを明かしました。

河合優実さん




そんな河合さんに、山中監督は“お手紙をいただいて、最近、映画で河合さんを見かけるようになって「あの約束はまだ効いているのか?」と…。私は脚本を作るのに時間がかかるので、かなりお待たせしてしまったが、河合さんの存在に背中を押されたので、「感無量」という言葉を初めて言いたい感じです”と、言葉を詰まらせながら河合さんの主演起用を喜びました。
それを受けて、河合さんは“良かったです、相思相愛…どっちかが忘れていなくて”と言い、いたずらっぽい笑顔を見せました。

山中瑶子監督




また、イベントでは、自身のキャッチコピーを紹介するコーナーもあり、河合さんは「プロクラスティネーター」とフリップに書きました。河合さんは“なじみのない言葉だと思いますが、最近、家族に教えてもらった言葉で「先延ばしグセがある人」のことで。横文字でキャッチコピーっぽかったので、コレにしました”と紹介。

映画「ナミビアの砂漠」のジャパンプレミア




それを受けて、寛一郎さんは“俺もプロクラスティネーターだけどね”と、同調。金子さんも“いや俺もプロクラスティネーター”と「プロクラスティネーター」称号の奪い合いをしていると、横から山中監督も“私も脚本書くのが遅いので、プロクラスティネーターだな…”と割り込み参戦し、会場を笑わせていました。

【担当:芸能情報ステーション】

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