福井県内の魅力を再発見する「小旅」のコーナーでは今回、県内有数のフルーツ王国・あわら市内でブドウ狩りを楽しめる農園を紹介します。
澄んだ夏空の下、あわら市の通称「フルーツライン」を進んでいくと、フルーツを栽培する農園があちらこちらに見えてきます。県内有数の”フルーツ王国”で、この時期に楽しみたいのがブドウ狩り。やってきたのは「あわら温泉フルーツパークOKAYU」です。
施設を立ち上げた岡田英明さんは、神奈川県からIターンしました。観光資源である温泉と、豊富な農作地があるあわら市に目を付け、福井へやってきました。
苗字の「岡」とあわらの魅力である温泉の「湯」を掛け合わせ「OKAYU」と名付けました。
農業用ハウスに入ってみると、たわわに実ったブドウがたくさんぶら下がっています。サッカーコート1面分という広いハウスには、ブドウの品種の中でも定番のピオーネや、県内では珍しい品種のブラックフィンガー、濃厚な甘さが楽しめるクイーンニーナなど約20品種が楽しめます。全ての品種に種が無いため、子どもからお年寄りまで安心して味わうことができます。
取材した日は、静岡や三重などからも客が訪れ、ブドウ狩りを楽しんでいました。
この時期のおすすめはシャインマスカットで、糖度は20度を超えます。艶やかに黄緑色に輝くシャインマスカットは、完熟を迎えると糖度が増し黄色に変化していくといいます。
さっそく収穫してみると、想像以上のずっしりとした重みがあります。特別に許可を得て、その場で食べてみると…
田辺真南葉アナウンサー:
「びっくりするほど甘いです。パリッとした皮ごと食べられるから、サクサク感もあて美味しいです。」
とれたてのブドウをたっぷりと使ったパフェも味わうことができます。
さらに、フルーツパークから車で2分ほどのところにあるキャンプ場「十楽の森」へ移動しました。ここで食べられるのが「すっごいブドウパフェ」。シャインマスカットがたっぷりと盛り付けられた、圧巻のルックスです。
田辺真南葉アナウンサー:
「シャインマスカットの爽やかな甘味とホイップクリームの濃厚な甘味。このダブルの甘味に、幸せを感じられるパフェです」
中には、バニラアイスや自家製ベリーソースなどがたっぷり入っています。
フルーツ王国が生み出す、色も形も様々なブドウのラインナップ。夏の思い出作りに、旬を迎えたブドウを味わいに訪れてみてはいかがでしょうか?
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