8月31日、秋田県大仙市で全国花火競技大会「大曲の花火」が開催される。7月にカナダで開催された国際花火競技大会での銅賞受賞を弾みに、多くの観光客を喜ばせようと花火業者が花火づくりに取り組んでいる。
7月にカナダ・モントリオールで開かれた国際花火競技大会で「大曲の花火」が銅賞を受賞し、審査員から「クオリティはダントツ1位」と評価された。
大曲商工会議所の齋藤靖会頭は「初めて参加して『銅賞』ということで、自分たちとしては良かったと思っている」と振り返り、「次の目標もできたので、次に向かってことしの大曲の花火で、観客の皆さんに日本の花火の素晴らしさを楽しんでもらえるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。
世界からの賞賛を弾みに、いよいよ8月31日に全国花火競技大会「大曲の花火」が幕を開ける。
大会に出場する大仙市の「響屋大曲煙火」では、花火師が花火玉に火薬を詰め込み、着々と準備を進めていた。
「大曲の花火」の目玉は、終盤に用意されている地元花火業者の競演「大会提供花火」だ。
2024年のテーマは「THE GREATEST SHOW」。決まった形にとらわれない「創造花火」が大会に取り入れられてから60年の節目で、音楽と織り交ぜながら約2000発を打ち上げる。
響屋大曲煙火・齋藤健太郎社長:
「創造花火と、いろいろ作ってきた花火をたくさん交えて、客に喜んでもらえるような演出をしている。モントリオールで打ち上げた花火も織り交ぜながら打ち上げるので、楽しんでもらえる企画になっている」
「今年も感動を与えたい」と作業場では仕上げにかかっている。
響屋大曲煙火・齋藤健太郎社長:
「天気が心配だが、たくさん花火師たちが思いを込めた花火が上がるので、ゆっくり楽しんでほしい」
「大曲の花火」実行委員会は28日、「大会を予定通り開催する」と発表した。
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