世界各国の障がいがある人の芸術作品を集めた展示会が、8月29日から仙台市青葉区で開かれています。

29日は開会式が開かれ仙台市の郡市長なども参加して、展示会の開催を祝いました。「障がい者芸術世界展」は障がい者アートの普及を目指すとともに、障がいのある人への理解を深めようと開かれたものです。10回目となる今回は、初めて海外からも作品を公募し、会場には、一次審査で入選した135点が展示されています。

こちらは内閣総理大臣賞を受賞した作品。ホチキスを装飾の道具として使うアイデアなどが評価されたということです。

訪れた人
「皆さんが生きているというエネルギーをものすごく感じる」

審査委員長美術家アートディレクター 中津川浩章さん
「作品の多様性が増した。芸術として鑑賞することに加えて、人間が生きることはどういうことなのかを含めて、この展覧会から感じてもらえるといい」

この展示会は、青葉区のせんだいメディアテークで9月1日まで開かれています。

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