8月26日に100歳の誕生日を迎えた、福島県新地町の小野トメヨさん。
福島県の内外から集まった、子どもや孫、ひ孫たちにお祝いされるトメヨさんだが、準備をはじめ語りだしたのが…民話。
「大きな地蔵さんを作ってもらってね。そうして自分の屋敷の前に建てておいたんだと」
実はトメヨさんは、100歳にして現役の「民話の語り部」なのだ。
この日は、新地町に伝わる「あんこ大好き和尚さん」が建てた「あんこ地蔵」の民話を披露した。
月に一回、地元の集会所で「語り」を披露しているトメヨさん。目標はまだまだ”この先”だという。
「100歳になったのか。よくここまで生きたもんだと思ってね、驚いているの。天の恵みだなと思ってね、ありがとうって感謝してます。目標ね、やっぱりこの民話を語っていきたい。死ぬまで!死ぬまで!」とトメヨさんはいう。
長生きの秘訣は、好き嫌いなく何でも食べることだというトメヨさん。その「語り」で、これからも周りの人を元気づけていく。
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