島根県の「あるある」をくすっと笑える「自虐コピー」でつづった「島根自虐カレンダー」。2025年版が6日から販売されています。初版から15年、今回も工夫を凝らした自虐ネタで楽しませてくれるようです。

「夢の国より黄泉の国が身近」
神話の国・出雲には、世界的人気キャラクターが迎えてくれる「あの国」はありませんが、「あの世」への入り口なら確かにあります。

しまねSuper大使・島根県のPR役を務める「島根の吉田くん」が、くすっと笑える自虐ネタで島根の存在をアピールする「島根自虐カレンダー」。2025年版の販売が6日から始まり、松江市内の書店にも早速お目見えしました。

「猫の手よりも柴犬の手を借りている空港がある」
シュールな自虐コピーは、今回も健在…。2011年の初版から販売部数は累計10万部を超える人気商品ですが…実はあるピンチが。

櫃田優果記者:
今回で15作目となるこの自虐のカレンダー。表紙には「もう自虐が尽きたと」書いてあります。この大ピンチを救ったのは地元の高校生でした。

「ネタ枯れ」のピンチ!頼りにしたのは…高校生たち!若者目線のアイデアを取り入れます。高校生との初めてのコラボ、参加したのは松江南高校の生徒たち。「自虐カレンダー」の制作を手がける東京の会社のスタッフとオンラインで打ち合わせ。高校生たちの「島根あるある」をもとにアイデアを出しました。

高校生:
「スタバに行くのは異世界旅行」
高校生:
「ドームツアーの発表があるとドキドキしてしまう」

生徒たちに2025年版を見てもらうと…。

高校生:
スタバに行くのは…これあったよね。誰か言ってた。

「スタバに行くのは異世界旅行」

「隠岐の給食は豪華すぎてダイエットが難しい」

アイデアが採用された生徒:
ありました!ちょっとびっくりしたけどうれしいです。

高校生のアイデアは7つ採用に。自虐カレンダーのピンチを救いました!

高校生:
身近な声を全国の人に届けられるっていうのがいいなと思いました。買ってもらえるとうれしい。

これで幅広い世代の県民が「あるある」とうなずいてくれるのか…新しい挑戦も詰まった「自虐カレンダー」は、島根県内の書店や製作した「DLE」のオンラインショップなどで購入できます。

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