<短歌>伊藤一彦選
エノコログサの種ほろほろとこぼれ落つ優しく接したつもりだったのに
横浜市 谷口菜月
<俳句>片山由美子選
次の橋くぐれば海へ涼み船
和歌山 神野一馬
エノコログサは道ばたや公園など身近な場所で見かけるイネ科の野草。谷口さんはふわふわしたその花穂が落ちる様子を歌によみました。神野さんの俳句は納涼船が川をくだっていく夏の風景が浮かび上がります。「次の橋」の表現が効いています。
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はがき1枚に選者を指定し、未発表の自作を2首・2句まで。住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記し、宛先は〒100-8051(住所不要)毎日新聞学芸部、短歌は「毎日歌壇」、俳句は「毎日俳壇」、○○先生(希望選者名)係へ。
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