島根県とあの不朽の名作がコラボです。東京にある島根県のアンテナショップ「日比谷しまね館」が、少女漫画「ベルサイユのばら」とコラボしたイベントを開催しています。
福村翔平記者:
オスカルが「バスティーユへ!」と言って民衆を奮い立たせる名シーンですが、今回のコラボでは、「鳥取の左側、島根へ!」と言って、島根県へ行くよう呼びかけています」
東京・有楽町にある島根県のアンテナショップ「日比谷しまね館」。県内の工芸品や名産品を取り扱い、日本の中心で島根の食と文化を発信しています。ここで現在開催されているのが、少女漫画「ベルサイユのばら」とのコラボイベント!
アンドレと一緒に島根観光をしようとするオスカル。
出雲のご当地パン、「バラパン」の入荷日を教えてくれるフェルゼン。
店内のいたるところに「ベルばら」の人気キャラクターが飾り付けられています。50年以上愛されてきた不朽の名作「ベルばら」と島根県がなぜコラボを?
島根県東京事務所・安部潤さん:
バラにはリラックス効果があり、肌にも優しいと言われているので、ベルサイユのばらとのコラボで、「美肌県しまね」のPRをしようと考えた。原作者にも快く引き受けてもらえた。
「美肌県しまね」として観光PRを続ける島根県。その事業の一環で、香りのリラックス効果で美肌をサポートしてくれる「バラ」をテーマにしたイベントを開催したいと考え、「ベルばら」側にコラボを打診し実現しました。
大田市の奥出雲薔薇園が開発したローズシロップなど、島根県産のバラを使った商品を、コラボイベント限定のセットにして売り出しています。また店内のカフェでは、県内産のバラを使用した特別メニューが登場しています。
福村翔平記者:
「バラの香りが広がります。高貴な味がします」
さらに、すぐ近くの東京宝塚劇場で「ベルサイユのばら」の公演をしていることもあり、公演の前後には多くの宝塚ファンでごった返すといいます。
宝塚ファン:
「ベルばらの公演中に、こういうキャンペーンをやっているということで、ふだんよりもここに行ってみようという人が増えている」
華やかな「ベルばら」の世界を堪能できるコラボイベントは、日比谷しまね館で10月13日まで開かれています。
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