世界のトップ棋士が参加する囲碁の国際大会「応氏杯世界選手権」で、仙台市出身の一力三冠が優勝し、仙台市役所には9月10日朝、快挙を祝うパネルが設置されました。

棋聖・天元・本因坊の三冠を有する仙台市出身の一力遼九段は中国・上海で開かれた世界のトップ棋士が参加する囲碁の国際大会「応氏杯世界選手権」で中国の謝科九段に勝ち、優勝しました。主要な国際大会で日本勢が優勝するのは19年ぶりの快挙です。

仙台市出身 一力遼三冠
「今までで一番、優勝に向けての期待が高まっているのは肌で感じていたので、それに応えたいという気持ちは常に持ってやっていた。3連勝で終えるのは予想以上の結果だったが、ファンの皆さまの応援のおかげで決勝という舞台でも力を出し切ることができたと思う。ずっと応援してくださった方々に感謝を申し上げたいと思います」

10日朝、仙台市役所には快挙を祝うパネルが設置されました。パネルは縦1メートル横6メートルで、新庁舎建て替えの仮囲いに掲げられています。17日からは本庁舎東側のバス停近くに移す予定です。

仙台市文化振興課 佐久間良樹課長
「市民にとっても大変誇らしい、また囲碁教室に通う子供たちにとっても希望となるようなそういった快挙だったと思う。17日以降は地下鉄の出入り口に近いところになるので、より市民の目に触れると思う」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。