2026年4月に福岡県太宰府市で開学をめざす「福岡国際音楽大学(仮称)」について、計画する国際医療福祉大学・高邦会グループは14日、学長に東京芸術大前学長の沢和樹氏を内定したと発表した。九州交響楽団と協定を結び、講師の就任や音楽イベントで協力していくという。
沢氏は、数々の国際コンクールで入賞し、現在もバイオリニストとして国際的に活躍する。16~22年まで東京芸術大の学長を務めた。福岡国際音大設立準備委員会の委員長にも就いている。
沢氏は「東京学芸大でも福岡をはじめ九州出身者が非常に多い。有望な人材が受験してくれると期待している」と語った。
福岡国際音大は実現すれば、県内唯一の4年制音大となる。太宰府市にある福岡女子短期大のキャンパス内に設置する予定だ。(松本真弥)
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