身体を動かしていつまでも健康にと、米子市では16日、社交ダンスとフォークダンスを組み合わせ、初心者も楽しめる「ラウンドダンス」と呼ばれる踊りの体験会が開かれました。

米子市で開かれたのはラウンドダンスの体験会です。ラウンドダンスは1965年ごろ、フォークダンスの一つとして日本に伝わったダンスで、2人1組になって社交ダンスのステップを踏みながら、振付動作の指示にあわせてフォークダンスのように大きな円に沿って進みながら踊ります。

体験会は、10月に鳥取県で開かれるねんりんピックの協賛イベントとして開かれ、米子市や松江市から20人あまりが参加しました。
このラウンドダンス、合図に合わせて踊るため、頭を使いながら体を動かし、脳の活性化や身体能力の維持などにも効果があるとされていて、愛好家は60台から80代の高齢者が中心だということです。

参加者:
楽しかったです。優しくて、とても高齢者に良いと思います。私も認知症にならないように始めました。

高齢者になると、仲間がいるととても良いことがあります。楽しんでます、みんなで。

日本ラウンドダンス協会・沖野光子さん:
より自分の健康に気を使ったり、相手の健康に気を使ったりと、みんなで健康になれることを私たちは目的にしているので、もっと広めていきたい。

ラウンドダンスの愛好家は、国内では1500人ほどと、まだまだ知名度が低いということで愛好家の団体はこうした体験会を通じて、仲間を増やしていきたいとしています。

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