県内最大の公募展、県美術展覧会の受賞作品が長崎市の県美術館で展示されています。

最高賞には史上最年少となる22歳の大学生の作品が選ばれています。

雑木林の小枝にあたった陽射しが細かく描かれています。

洋画部門の若手に贈られる野口彌太郎賞に輝いた佐世保東翔高校3年の野宮よし乃さん(17)の作品です。(題名:葉洩れ日)

男性
「まるで静寂。気持ちがほっこりする」「遠近感も出ていていいなと思う」

今年の県展には日本画や工芸など7部門に1303点の応募があり、767点が入選・入賞しました。

最も優れた作品におくられる西望平和賞には、大学生の足達由佳さん(22)の彫刻が選ばれました。(題名:葛藤)

史上最年少での受賞です。

専門学生
「迫力が伝わってきて感動した」「すごい作品ばかりで自分も絵を描きたいなと思った」 

県展は今月29日まで長崎市の県美術館で開かれ、佐世保市や諫早市などで巡回展も予定されています。

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