長崎スタジアムシティの開業までいよいよ1カ月を切りました。
九州初出店の店舗の発表などで注目度が上がる一方、周辺の渋滞など課題の対応策も求められています。
18日に運営会社がスタジアムシティの展望を語りました。
リージョナルクリエーション長崎 岩下英樹 代表取締役社長
「日本の大都市と呼ばれるようなところにもないようなものができていると思う」「きっと長崎の皆さんにとって自慢できる1つになると思っている」
10月14日に開業する長崎スタジアムシティには商業施設があります。
80のテナントが入る予定で、このうちグルメが約30店舗、ファッションなどが約50店舗そろいます。
中にはアウトドア製品を扱う「CHUMS」のように九州初出店のテナントもあります。
今月14日にはハピネスアリーナでバスケットボールのB1リーグ・長崎ヴェルカのプレシーズンゲームが行われ、5200人を超える人が訪れました。
観客を入れた初めてのイベントを実施して手ごたえをつかんだ一方、今後の課題も見えてきました。
岩下英樹 代表取締役社長
「少なくともバスケに関しては、きっと対応可能だろうと手ごたえを感じた。一方でサッカーは2万人になってしまうため、どう捌いていくかが課題」
開業に向けて対応策が必要なのは、周辺や長崎市中心部の交通渋滞です。
運営会社はJR九州や長崎電気軌道と連携し、沿線の主要駅の駐車場を確保するなど公共交通機関で来場してもらえるよう呼びかけることにしています。
岩下英樹 代表取締役社長
「開業してからも、シティの完成度でいうと着実に1点、2点、3点と上げていける、そんな組織で臨むスタジアムシティだと考えている」
総事業費は約1000億円で運営会社は25年から30年で回収したい考えです。
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