前橋市に住む5人の高校生の青春物語アニメ「前橋ウィッチーズ」が、来年4月から放送される。作中では群馬県庁裏の利根川や中央商店街など市内の印象的な光景が描かれており、「前橋市も登場人物」という。29日にはけやきウォーク前橋でイベントが予定されている。
魔女を目指す5人が様々な悩みと向き合いながら成長していく――というストーリーが前橋を舞台に展開される。作品を手がけるのは、「機動戦士ガンダム」など人気作を生み出してきたバンダイナムコフィルムワークス(東京)の自社制作スタジオ「SUNRISE Studios(サンライズスタジオ)」で、原作のないオリジナルアニメとなる。
作中では魔法が込められた歌が重要な要素といい、オープニングテーマは音楽プロデューサーのつんく♂さんが作詞を担当。劇中歌も数多くあり、けやきウォークのイベントでは少女5人の声優による歌唱ライブも予定されている。
前橋を舞台とした理由について、同社は「地方都市に生きる若者がとあるきっかけから人の悩みに向き合い、自分たちもその中で悩み、乗り越え成長してゆく様子を描く作品の情景に、前橋市がぴったりだった。市も一つの登場人物として描ければ、という思いで制作している」としている。
第1弾プロモーションビデオは公式ユーチューブで公開されている。9月29日のけやきウォークでのイベントは無料。前橋駅前のアクエル前橋でも10月26日、27日に入場無料のトークショーがあるほか、前橋シネマハウスで先行上映会(1200円)が予定されている。(杉浦達朗)
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