佳子さまをお迎えして開かれた「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」。2024年は、鳥取・島根の3チームを含む、全国16チームが出場。演劇やコント、ダンスや歌など手話を使ったパフォーマンスを披露しました。
11回目を迎えた「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」は、鳥取県が、全国で初めて、手話を言語として認める条例を制定したのをきっかけに始まり、佳子さまは第1回から高校生の演技を見守ってきました。
今回は、「演劇・コント・ポエムなど」と「ダンス・歌唱」の2つの部門に、全国から予選を勝ち抜いた16チームが出場、山陰からも3チームが、練習を重ねたパフォーマンスを披露しました。
米子東高校の出場者:
笑顔の時は全力で、花開いたような笑顔にしようと練習してきました。今までの練習の成果を出せたのが一番ですが、仲間と全力で踊れたことが本当に楽しかったです。
審査の結果、演劇などの部門では、手話落語部の生徒たちが、古典落語の演目をコントにアレンジし披露した熊本県の熊本聾学校が、前年に続き2連覇。
またダンスなどの部門では、「ありのままの自分」をテーマに手話を生かしたダンスで表現した、大阪府の久米田高校が優勝しました。
熊本聾学校の出場者:
佳子さまから努力の成果が表れているなという風におっしゃっていただいたことが印象に残りました。
“手話の聖地”を掲げる鳥取県で始まった「手話の甲子園」。高校生たちの全力パフォーマンスが、手話への理解を広げ、「聞こえる」、「聞こえない」の垣根を取り払う一歩になっています。
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