未だかつてない大銀杏の結えないちょんまげ大関の誕生です。大相撲秋場所で優勝を果たした津幡町出身・大の里関の大関昇進が正式に決まりました。
使者:
本日の理事会において関脇・大の里が全会一致で大関に推挙されましたことをご報告いたします。本日は誠におめでとうございました。
大の里:
謹んで申し上げます大関の地位を汚さぬよう唯一無二の力士を目指し相撲道に精進します。本日はありがとうございました。
25日茨城県の二所ノ関部屋で行われた大関昇進の伝達式。所要9場所での大関昇進は昭和以降で最速。そして大銀杏の結えない、ちょんまげ姿の大関昇進は史上初です。「唯一無二」の相撲道をすでに歩んでいます。
大の里:
一日でも早く上の番付にいくということだけを考えて毎場所やっていたのでその結果が今回出てよかったです。横綱大関は協会の顔だと思っていますし責任もある番付だと思うのでより一層自覚を持って相撲に打ち込んでがんばりたい。
元横綱の師匠、二所ノ関親方は…
二所ノ関親方:
ここがテッペンじゃないですからこれからがスタートですしこれから強くなっていかなくちゃいけないですしそういう部分でより一層気が引き締まる。
大の里が口上で選んだ「唯一無二」という言葉は父・知幸さんから「唯一無二になってくれ」と声を掛けられからだそう。現地でその口上を聞いた知幸さんは…。
父・知幸さん:
鳥肌立ちましたね。素晴らしい一瞬に立ち会えたことがビックリって感じですね誇らしいですね手の届かないような存在になっちゃったなという感じもしますけど
家族思いな人柄も垣間見えた伝達式。石川からは輪島、出島に続く25年ぶり3人目の大関が誕生しました。
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