俳優の服部樹咲さんが岡崎紗絵さん、吉田栄作さん、長澤樹さん、黒川想矢さん、知花くららさん、清水美砂さん、西川達郎監督とともに映画『BISHU 〜世界でいちばん優しい服〜』の完成披露上映会に登場しました。
本作は、草彅剛さんが主演の映画「ミッドナイトスワン」(2020)で、演技未経験ながら日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した服部さんにとって、初めての長編映画主演作。世界三大毛織物(ウール)の産地である愛知県尾州地域を舞台に、発達障害を持ち幾多の壁にぶつかりながらも夢に挑戦する史織(演:服部樹咲)と、家族や親友との希望を描いた作品になっています。
実は完成披露上映会が行われたTOHOシネマズ日比谷は、服部さんのデビュー作「ミッドナイトスワン」が185週ロングランで公開された場所。服部さんは、”3か月くらい前に最終上映の挨拶をして、こんなに早くここに立てるなんて思ってもいなかったので嬉しい限りです。今日見に来てくださっている皆さんでミッドナイトスワン大好きな方もいると思うので4年経ってまた新しい姿をお見せできるんじゃないかなと思っています”とアピールしました。
今回、演じた役について服部さんは”発達障害と向き合いながら、困難にぶつかりながら、服を作りたいという夢に向かって走っていく役どころ”と話し、”ピュアで可愛らしい史織が気に入って、そこをうまく表現できたらと思って、動きや表情を特徴的に緻密に作り上げていきました。家族や親友への信頼感は、撮影しながら本物の感情が芽生えて、史織の周りには温かい人がいなかったので、撮影中も幸せでした”と振り返りました。
今作で服部さんは初主演に加えて、初めて歌唱し主題歌も担当。昔から歌うことが好きだったと話す服部さんは”いつか仕事で歌えたらと思って、まさか初主演の映画で歌わせてもらって嬉しかった。「BISHU」のために書き下ろしてもらった楽曲だったので、映画の内容と歌詞がリンクして、ダイレクトに映画が伝わる曲になっている。史織はピュアで自由だけど、その中で凛とした史織の姿が歌っているように聞こえたらと思ってレコーディングしました”と笑顔を見せました。
また、イベントではタイトルにちなんで「世界でいちばん優しい○○」について質問されると、服部さんは”お客さんです”と照れながら答え”映画って作るだけじゃなくてお客さんの心に届いて初めて映画だと思っているので、沢山の人に見てもらって感想をもらうのが作り手の幸せなので、今日私の初主演の映画をいち早く見に来てくださった皆さんが、私にとっては優しいなと思いました。”と感謝を伝えました。
【担当:芸能情報ステーション】
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