ファンが持ち寄ったグッズにサインを書き込む青池保子さん(右)=山口県下関市長府黒門東町で2024年9月28日午後1時40分、橋本勝利撮影

 「エロイカより愛をこめて」などで知られる山口県下関市生まれの人気漫画家、青池保子さんが28日、漫画家生活60周年を記念した特別展「青池保子展 CONTRAIL 航跡のかがやき」(下関市立美術館、毎日新聞社、tysテレビ山口主催、秋田書店特別協力)を開催中の下関市立美術館を訪れ、サイン会を開いた。

 この日は整理券を手に入れようと未明から並ぶ熱心なファンの姿も。北海道から来場した読者もおり、100人がサインを書き込む少女漫画界のレジェンドに見入った。

 故郷での個展は初となる青池さんは「読者も年を重ねており、同窓会のような感じ。下関での開催は感慨深い」と笑顔を見せ、サインを書き込んだグッズを手渡すなどしてファンと交流した。

 特別展は、デビューから現在までの作品の原画やスケッチをはじめ、赤間神宮(下関市阿弥陀寺町)を背景に描いた特別展仕様のイラストなど約300点を展示している。

ファンが持ち寄ったグッズにサインを書き込む青池保子さん(左)=山口県下関市長府黒門東町で2024年9月28日午後1時50分、橋本勝利撮影

 10月14日まで。30日と10月7日は休館。一般1400円、大学生1200円(平日は各200円引き)、18歳以下無料。【橋本勝利】

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