県内のサクラの見ごろは終盤です。鯖江市と越前市では、11日も最後のサクラを楽しもうと多くの人が訪れていました。
田辺真南葉アナウンサー:
「葉桜も見え始め、見納めも近づいてきましたが、この時期だからこそ楽しめるのが桜吹雪です!」
地元の人たちに愛されるスポット、吉野瀬川沿いの桜並木は、太田橋から野上橋にかけて約1.2キロにわたり250本を超えるサクラを楽しむことができます。
市の観光協会によりますと、吉野瀬川沿いの桜並木は、元々ある住民が1人で植えたのが始まりだそうです。次第に本数が増え、昭和50年代に入ってから、地元の住民らがサクラの名所として保全活動に乗り出すようになったということです。
岸から水面に向かい枝が伸び、まるでサクラ同士が握手をしているかのようで、多くの人がその景色にレンズを向け写真に収めていました。
田辺真南葉アナウンサー:
「鯖江市の日野川河川敷に来ました。サクラのピンク、空の青、そして菜の花の黄色、コントラストが絶景です!」
鯖江市の日野川河川敷では、春風に揺れるサクラと菜の花が見頃を迎えています。この菜の花は、地元の住民でつくる「菜の花を楽しむ会」が環境整備を目的に、2011年から保全活動を始め2024年で13年目です。
菜の花を植える前は堤防にごみを捨てる人もいたそうですが、今ではごみもなくなり、この時期、サクラのピンクと菜の花の黄色の、美しいコントラストを楽しめるようになりました。
サクラは散り始めていますが、菜の花の見ごろは20日頃まで続くということです。
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