京都三大祭りのひとつ「葵祭」で重要な役割を担う斎王代(さいおうだい)に22歳の女性が選ばれました。
66代目の「斎王代」に選ばれたのは、京都市中京区に住む22歳の松浦璋子(まつうらあきこ)さんです。
毎年5月に行われる「葵祭」。1400年以上の歴史があり、およそ500人が平安貴族の姿で都大路を練り歩く「路頭の儀」が見どころです。
斎王代は、葵祭の「ヒロイン」で、京都に縁のある未婚の女性が務めます。
ことし選ばれた松浦さんは、この春に旅行会社に就職したばかりの22歳。京都・壬生寺の貫主の長女です。
11日の記者会見で松浦さんは「斎王代として参加することで、伝統行事を後世に受け継ぐバトンを受け取ったと考えて一生懸命取り組んでいきます」と話しました。
葵祭「路頭の儀」は、5月15日に行われます。
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