歌手の水前寺清子さんが15日、「水前寺清子バースデー&デビュー60周年記念新曲発表」を都内で行いました。
この日でデビュー60年目を迎えた水前寺さんはデビュー曲「涙を抱いた渡り鳥」のジャケット写真でも着用していた、チータカラーでもあるロイヤルブルーの着流しを着て同曲を歌いながら登場。集まった100名のファンから黄色い歓声を浴びながら迎え入れられました。
水前寺さんは“変でしょ歩き方?いつもはもっとキレイな歩き方なんですけど、最近ちょっと調子が悪くて…鼻水は出るし、年をとったからという事じゃないですよ…あっ年をとったからか?”と語り、会場を笑わせました。続けて“皆さん、季節の変わり目に体調が悪い時は水前寺を思い出してください。私も頑張らなきゃ”と、自身を鼓舞しました。
この日は、所属レーベル・日本クラウンの後輩歌手である美川憲一さん、瀬川瑛子さん、鳥羽一郎さん、三山ひろしさん、純烈からお祝い動画コメントが寄せられ、大トリに先輩の北島三郎さんからの動画が流されると大粒の涙を流しました。
北島さんから“思い出を話したらキリないけど、あなたも私もこの道を歩くしかない。お互い、もう少し頑張ってみましょう。あなたもこの道一本でいきなさい”と、激励のエールが送られました。
さらに北島さんの弟子・大江裕さんがバースデーソングを歌いながら、バースデーケーキを持って登場すると、感極まった様子で大江さんと抱き合い“私は本当に幸せですよ”と、感謝の言葉を述べていました。
また水前寺さんは、デビュー60周年を記念し、新曲「男のいのち」をはじめ、大ヒット曲「涙を抱いた渡り鳥」「三百六十五歩のマーチ」「ありがとうの歌」など30曲を収録したアルバム「援歌(えんか)の真髄~男のいのち~」をこの日、発売。
「NHK紅白歌合戦」には1965年(16回)から1986年まで22回連続出場し、うち紅組司会を4回、トリを1度 務めたこともあります。60周年の記念に“新曲、紅白でも聞きたいですね”と記者から声をかけられると、“言っておきます。「あの歌は60周年で、みんないいと思うよ」と言っていたと!”と、いたずらっぽく答え、場を和ませていました。
【担当:芸能情報ステーション】
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