役所広司さんが江戸時代の人気作家・滝沢馬琴を演じる映画「八犬伝」公開記念舞台挨拶が行われ、役者さんの他、内野聖陽さん、渡邊圭祐さん、鈴木仁さん、板垣李光人さん、水上恒司さん、栗山千明さん、曽利文彦監督が登壇しました。
日本のファンタジー小説の原点とも言われる「南総里見八犬伝」を、滝沢馬琴がいかにして生み出したのか。
本作は、滝沢馬琴と内野さん演じる葛飾北斎との交流や「八犬伝」が出来上がるまでの【実】のパート、そして八犬士たちの活躍を描く【虚】のパートが織りなすエンターテインメント超大作です。
公開3日目となり、初日&2日目とも興行収入1位と好調な滑り出し。
役所さんは“ナンバーワンですよねぇ。公開始まってナンバーワンの映画って、僕はあんまり出たことがないので、感動しています“と喜びを噛み締めました。
さらに内野さんとの共演について、役所さんは“内野さんは当然素晴らしい俳優だということは分かってますから。「老人2人(の役)でね、八犬士たちの美しさを引き立てるように頑張ろうね」って言ってました“と笑わせました。
これに八犬士の1人、犬塚信乃役を演じた渡邊さんが“本当にお2人に引き立てていただいて美しく…“と2人の大ベテランを前にいたずらっぽく話すと、会場からは大きな笑いが。
内野さんも“圭祐のためにね“とおちゃめに返すと、渡邊さんは“後で怒られると思うんですけど“と恐縮していました。
また同じく八犬士の1人、犬坂毛野を演じた板垣さんも“女装して舞のシーンがあって、毛野こそ美しさが大事だったので、お2人に…“と言いかけると、役所さんは“苦労したね“と内野さんとうなずき、再び大きな笑いが起きました。
さらに水上さんは、前事務所を退所後、芸名を現在の「水上恒司」と改名してから「八犬伝」が初めての仕事だったことを明かし、“公開を迎えて、たくさんの方々が足を運んでくださることが、本当に感慨深いです“としみじみ。
八犬士の1人、犬飼現八を演じた水上さんは“八犬士の8分の3は「汚い枠」なんですよ。僕はそのうちの1人で、僕ら3人のおかげで他の五犬士が輝いている“と笑わせていました。
【担当:芸能情報ステーション】
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