広島の冬の到来を告げる「えびす祭り」が始まりました。
《中継》
【辰已アナ@胡子神社前(広島市中区)】
今日から広島市中心部で始まった商売繁盛を願う祭りえびす大祭。こちらがそのメイン通りになるえびす通りなんですが、5時を過ぎてからグッと人が増えてきました。
聞こえますか?この祭り囃子の音、そして露店の方の声、非常に活気がみなぎっています。ちょっと通りの中に行ってみましょう。5時を過ぎてからどんどん人が増えてきました。歩く時によけて進まないといけないぐらいになってきました。スーツ姿の方、学生の皆さん、あとはお仕事帰りでビール片手に進んでいらっしゃる方もいます。
この時間になってくるとあたりも暗くなってきて、このえびす通りの屋根にある赤ちょうちん、この灯りもすごく風情ある味のあるものになってきました。そんなえびす通り、もうちょっと進んでみましょう。
凄い人です。
見てください。
ここがメインの胡子神社でございます。そもそもえびす祭り、広島の方はえびすさんと呼んでいる方も多いのではないでしょうか。その名の通り、別名えびす大祭と呼ばれたり、えびすさんと呼ばれたりしていますが、えびす講と呼んでいる方も多いと思います。ただ、えびす講というのはえびす大祭に行われる大売り出しのことなんですね。別名とちょっと違うことも、もしかしたら広島の方も知らなかったのではないでしょうか。
さあ、このえびす大祭。広島の方は広島三大祭として捉えている方も多いと思います。夏はとうかさん、住吉祭、そして冬の訪れを感じるこのえびす大祭。
非常にこの風景からも賑わっているのが伝わっていると思います。お参りをしている方もずらりと、先ほどよりも2、3倍の人ですかね。かなり賑わってきました。
さて、えびす大祭といえば。皆さんここの胡子神社だけではありません。反対側。これですね。こまざらえ。福をかき集めるこまざらえ。皆さん、商売繁盛を願って買い求めにくるわけですが、ちょっとお店の方を近くで見てみましょう。
サイズと言いますと、この一番小さい豆サイズが4800円、そして、この屋根にあるのが特小サイズということなんです。特大じゃないんですかと思うんですけれども、なぜならちゃんと大きいがこちらにあるんですね。見てください。この迫力。なんと!特特大ですよ。私の身長が162cmなんですけれども、およそ2倍、3メートル近くあるそうなんです。もう下から見ると、その迫力がより伝わってきますね。
こちらの特特大サイズは受注生産ということで、10万円を超えるものであるということです。
さて、今回私もしっかり「TSSライク」のことを思いまして、こちら購入しました。
しっかり大俵と宝船と縁起をい担ぐものがたくさん飾られていますが、皆さん注目していただきたいのが、この熊手の幅です。普段、道具で使っているものよりもちょっと広いと思いませんか?しっかり意味がありまして、小さい福、小さいお金ではなく、しっかりと大きな福、大きなお金をかき集められるように広い幅になっているそうなんです。もしかしたら商売人の方にとってはそれぐらい大きな福をつかめるように頑張らないとっていう意味も、もしかしたら込められているのかもしれません。
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