詩を朗読する谷川俊太郎さん=2015年

 【ロンドン共同】英紙ガーディアンは19日、死去した谷川俊太郎さんについて、俳句などの伝統的な文学とは一線を画し、会話的な日本の現代詩の先駆者であり「日本の詩の偉人」と伝えた。

 詩集「二十億光年の孤独」(1952年)は官能的で鮮やかだが日常的な言葉を使用した作品で、ノーベル文学賞を受賞したコロンビアの作家、故ガブリエル・ガルシア・マルケスさんの代表作「百年の孤独」に先駆けて刊行されたと説明。

 「鉄腕アトム」の主題歌の作詞者で、スヌーピーが人気の米漫画「ピーナッツ」シリーズや「マザー・グースのうた」など多くの翻訳作品も残したと紹介した。(共同通信)

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