英ロックバンド「オアシス」のノエル・ギャラガー(右)とリアム・ギャラガー=©Simon Emmett

 2009年に兄弟げんかが原因で解散し、今年8月に再結成を発表した英ロックバンド「オアシス(oasis)」の来日公演が決まった。25年10月25、26日に東京ドームでコンサートを行う。オアシスとしての来日は通算12度目、09年以来16年ぶりとなる。

 オアシスは、英マンチェスター出身の兄ノエル・ギャラガーと5歳下の弟リアム・ギャラガーを中心に、1994年にデビューした。主に作詞作曲を担当するのはギターのノエルで、リアムはメインボーカルを務める。「ワンダーウォール」「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」などの楽曲で知られ、CDの総売り上げは全世界で7500万枚、日本で400万枚を超える。

 09年8月、パリ公演中の楽屋でノエルとリアムの兄弟げんかが原因で解散したが、今年8月27日、再結成とロンドンなどでコンサートを行うことが世界同時に発表された。

 今年はデビュー30周年の節目の年。六本木ミュージアム(東京都港区)では、手書きの歌詞やギターのほか、バンドロゴをあしらった歴代のポスターなどを展示する展覧会「リヴ・フォーエヴァー オアシス 30周年特別展」が23日まで開かれている。

 来年の来日公演を巡っては20日、オアシスの公式SNS(ネット交流サービス)にギャラガー兄弟の写真と共に「11月22日 金曜日」などと投稿されていた。【井上知大】

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