直木賞作家の今村翔吾さん(40)が経営する「佐賀之書店」が12月で開店1年となるのを前に、店舗のあるJR佐賀駅構内で記念イベントが24日開かれ、今村さんが「読書を一回やめていた方、新たに始めた方の力添えになれていると思う」と振り返った。
駅構内にあった書店が撤退し、復活を望む声が上がっていた中、昨年12月3日にオープンした。この日正午過ぎ、今村さんが1周年の感謝を伝えくす玉を割ると、会場は温かい拍手に包まれた。
今村さんは大阪府箕面市や、東京・神保町の書店も手がける。取材に「都市部だけではなく、書店がない地域、空白地帯に出す意味、意義を感じる」と手応えを示した。(共同通信)
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