キャラクターコンテンツ制作などを手がける「DOKUTOKU460」(ドクトクヨンロクマル)代表の城間英樹さんの初個展「BUDOG100展」が、5月1日から県立博物館・美術館で開かれる。5日まで。会場では、オリジナルキャラクターで同社の看板犬「BUDOG(ブドッグ)」に、県内外の企業のロゴや個人の似顔絵などを描いたポップな絵画50点を展示する。入場無料。
城間さんは、キャラクターコンテンツ制作を中心に、アニメーションやグラフィックデザインなどを手がけるアートディレクター・アーティストとして国内外で活動している。県内ではFC琉球「ジンベーニョ」や琉球ゴールデンキングス「ゴーディー」などのマスコットデザインも手がけてきた。
展示会ではノーマルの「ブドッグ」に、企業や個人など参加者から提示されたテーマをモチーフに作画した作品を展示する。企業のキャラクターや参加者本人の似顔絵、県内のパワースポットなど世界に一つしかない作品が一堂に並ぶ。
5月1~5日のフェーズ1で50作品を出展し、8月予定のフェーズ2で残りの50作品を展示する。個展後は九州から関西、関東などで「日本縦断展」を開催し、最終的に米ニューヨークでの展示会を目指す。沖縄会場の成功で弾みをつけたいとしている。
城間さんは「沖縄にもこういうアーティストがいることを知ってもらい、海外進出のためにも沖縄の皆さまの後押しがほしい」と来場を呼びかけた。(社会部・知念豊)
(写図説明)「ポップなアートを家族連れで楽しんでほしい」と話す城間英樹さん=25日、沖縄タイムス社
(写図説明)(上)「BUDOGノーマル」。この上にデザインした作品計100点を展示する
(写図説明)(下)「首里城」(いずれも城間英樹さん提供)
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