日本民間放送連盟賞グランプリなど数々の賞を受賞したドキュメンタリー番組「イーちゃんの白い杖特別編」が11日都内の映画館で公開され、主人公のイーちゃん家族が舞台あいさつし思いを語りました。
この映画は、静岡県に住む生まれつき目の見えないイーちゃんこと小長谷唯織さんが、重い障がいがあって生まれた2歳下の弟・息吹君と家族に支えられながら自立する姿を25年にわたり追い続けたテレビ番組がもとになっています。
11日は都内で映画が上映されたあと、語りを担当した落語家の春風亭昇太さんをはじめ、イーちゃん家族と橋本真理子監督があいさつし、25年間取材を続けた理由や映画に込めた思いを述べました。
いじめや挫折で自殺も考えたイーちゃんですが、「弟の強さに支えられ、今があります。障がいがあろうがなかろうが、誰にも生まれた意味があることをこの映画を通して感じてほしいと思います」と語りました。
この映画は新宿武蔵野館で5月23日まで上映されたあと、静岡、大阪、福岡など全国の映画館で上映されます。
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