17日、俳優の遠野なぎこさんが自身のインスタグラムを更新し、摂食障害患者として処方されている栄養補助ドリンクの不足について、嘆きを連投しました。
遠野さんは「私が処方されている、栄養補助ドリンク。1日1缶半と先生に指示されたドリンク缶。」「地震の影響で、缶の製造がストップし現在在庫があるのみ。今後は入荷の見通しが全く立たないのだそうです。」と、処方箋薬局で聞いた話を明かしました。
遠野さんは "地震の影響で" と聞いたことで「震災の被害に遭われた方々も当然心配ですし、応援したい気持ちでいっぱいです。」「それと同時に、摂食障害やその他の病と闘う方々に対しても心配と応援したい気持ちでいっぱいなのです。」と力説。
ドリンクは摂食障害患者のためだけでなく「様々な病で、栄養を必要としている人が摂るドリンクです。」として、「栄養を摂りたくても摂れない人々は、どうなってしまうのか。」と嘆きました。
続く投稿で遠野さんは「急な流通ストップは、本当に怖いよ。頼みますよ、国。」と批難。「もっともっと、国民に寄り添って下さい。被災地に寄り添って下さい。」「弱者に寄り添って下さい。闘う全ての人間へ寄り添って下さい。」と、強く訴えています。
自身の摂食障害について、著書も出版している遠野さんは、去年の5月に自身のブログで「分かってるんだ。ある時期から、人相が変わってしまった事も。ある時期から、少しだけサイズダウンしてしまった事も。自分自身が一番分かってる。」と、告白。さらに「でも、どうにも出来ない。これが“摂食障害”という、恐ろしい病の現実なのです。こんな病、世の中から無くなればいい。」と、その思いを明かしていました。
また去年の9月にも自身のブログで「地獄。地獄。地獄でしかない。泣きたい。」「私って、苦しむ為に生まれてきたのかな。」などと、複数回にわたって、やり場のない気持ちを記していました。
【担当:芸能情報ステーション】
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