俳優の石原さとみさんが、映画『ミッシング』の公開記念舞台挨拶に登壇しました。
本作は、ある日突然いなくなった幼い娘をきっかけに、マスコミの報道やSNSの誹謗中傷に苦しむ母や家族を描くストーリー。石原さんは幼女の母親役・沙織里さんを演じています。
冒頭のあいさつで石原さんは、“一人でも多くの人に見て欲しいという一心で、多くの取材も受けてきて、そのたびに監督をはじめ、この映画にかかわるすべての方への感謝が増してきました”としみじみ語りました。
また、石原さんは、“先日、家族と公園でピクニックをしていたところ、迷子のお知らせがあった”と話し、“気になって周りを見渡したら、ベビーカーを押しながら大きな声で叫んでいるお母さんがいて、この人がお母さんだとわかりました。鬼気迫る表情と声に胸が締め付けられました”と当時の心境を吐露。
石原さん自身も40分近く、迷子をさがしたと説明し、「たった今、見つかりました」という報告を受けたときは、“すごく安心して泣けてきました”と振り返りました。
さらに、“沙織里という役を演じて、自分の財産となる、「知らなければいけない感情」を知ることができました。これから見られる方に少しでも彼女の苦しさが伝わったらいいなと、誰かに優しい言葉をかけてくださる行動が増えたらいいなと心から願っています”とメッセージを送りました。
舞台挨拶に同席した青木崇高さんは、石原さんの話を隣で聞き、耐えられず涙を見せる場面もありました。舞台挨拶にはその他にも、中村倫也さん 、𠮷田恵輔監督も登壇しました。
【担当:芸能情報ステーション】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。