元近鉄・中日・オリックス投手の佐野慈紀さんが自身のブログを更新し、これまでの病状の経緯・現在の心境などについて綴りました。
佐野さんは今月初旬に感染症の悪化による右腕切断手術を受けたことを明かしていました。

佐野慈紀さん




佐野さんは「糖尿病がわかった時 食事制限はそれなりに 酒もほとんど口にしない。」と投稿。

続いて「私がインシュリンを打ち出したの8年前。 透析を始めたのが5年前 透析を始める前なんてストイックにやりすぎて 栄養失調になりかけたくらい。 透析だけは避けたがったから必死だった。 でも併発して心臓への負担が増える。 腎臓が働かない分体に水や老廃物がたまる。 体に浮腫が出て急遽の入退院を繰り返す。 このままでは命に関わる。 生きるために透析しましょうと医師に言われ
受け入れた。」と、透析治療を受けるまでの経緯を綴りました。

そして「週3回の透析治療が始まって 節制しながら朝のウォーキングを始めた。」「去年の4月 いつものように朝ウォーキングしていると 足裏が少し痛い、腫れてるようにもみえる。 今日は定期検診。 ついでに診てもらおうと着の身着のままで 病院へ向い主治医に診せると緊急オペで 右足中指を切り落とす事に。 指先に小さな傷がありそこから感染したらしい。」と、記しました。

「重症下肢虚血」と、佐野さんは綴ると「手遅れになれば足の切断どころか命まで危ない。」「何とか足を残す為に治療を続けるも長引いた。 治療の甲斐あって中指以外は無事に残り退院。」と、説明。

佐野慈紀さん




続けて「その数週間後透析中に心臓がチクリとしたので 先生に相談。 レントゲンを撮った後 大きい病院に移った方が良いということで 診察し心臓に負担が掛かる所謂心不全で たちまち再入院。」と、記述。

更に「治療しつつ右手の小さな傷が治らない事を伝える するとカテーテルをいれて血流を改善しましょう となり手術。血流は改善されたと思われる。 心臓の経過を見ながら指先にも注視するが 指先の傷口が拡がって来たのがわかる そこからばい菌が入り悪さをする。 ほんの数週間で指先は壊死したのだ。」「糖尿病による動脈硬化の影響で 血流が届かなかったのだろう。」と、綴りました。

そして「感染を拡げない為に洗浄を繰り返す 洗浄を繰り返していたが中指にも感染が飛び火 間も無くして心臓弁膜症も発覚 動脈硬化も去ることながら心臓の不具合も 血流の悪さにつながったんだろう。指の洗浄は続くのだが追いつかない。」と、投稿。

佐野さんは「いよいよ右手人差し指と中指を切断することに。」「これで無事に傷口が塞がり感染が止まればと」と、綴りました。

しかし「思い虚しく感染の巣は消えてなかった。」と綴ると「再び洗浄が始まる。 一度患部を見たのだが膿が溜まって酷い状態。 それを洗い流す作業の繰り返し。 局所麻酔をかけているも激痛がはしる。」と、説明。

佐野慈紀さん




「右手指化膿性腱鞘炎」と記し、佐野さんは「洗浄の範囲はどんどん拡がってくる。 感染が血液に乗って心臓に飛び火するリスクも。 最善を尽くすには何がベストか? 熟考するのが常だがそんな事は言ってられない。 即決即断で右腕の切断が決まった。 指を落としてから僅か数日の出来事。 感染の恐ろしさを目の当たりにした。」と、右腕切断への経緯を明かしました。

佐野さんは「糖尿病と言われ透析になるまで節制はしていた。 透析が始まったら毎回の検査は欠かせない。 この1年間病院管理の元しっかりと節制できた。 それでも結果は知られた通り。」

続けて「糖尿病。」「最初はすぐに改善すると思っていたし ここまで酷くなるとも思ってない。 改めてその恐ろしさを痛感した。 これは一度でも糖尿病と言われた方にも 起こり得る事。」「俺は、私は大丈夫なんてことはない。 しっかりと管理すれば合併症のリスクは下がる。 糖尿病と言われた皆さんどうか甘く見ないで。」と。訴えました。

佐野さんは「最後に コメント欄を拝見していると 上辺だけの情報や穿った認識の方々の意見も 散見されます。 その事に惑わされる事なく 健康に過ごしてください。 糖尿病は恐ろしい。 健康第一で みんなかがや毛〜」と、呼び掛けています。

【担当:芸能情報ステーション】

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