国の重要文化財に指定されている福井市の大安禅寺では今、大規模な保全工事が進められています。14日には、本堂の上棟式が行われました。大安禅寺では本堂など8棟の大規模な保全工事を2019年から約12年かけて行っています。14日は本堂の上棟式が行われ寺の檀家や関係者ら約130人が参加しました。本堂の工事は1万5000枚あった屋根の瓦を慎重に取り外し柱や梁などの骨組みを残して解体し基礎工事や柱の補修などを行ってきました。式では棟梁らが工事の基礎となる「博士杭」を打ち込み、その後、参列者全員で屋根からつながる2本の紅白の綱をひき、建物の安全を祈りました。本堂は今後、床や壁などの組み立て工事を行い2026度中に完成する予定です。
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