将棋の第82期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、紋別市など地元共催)第5局が北海道紋別市で開催されるのに合わせて、紋別市立博物館ロビーでミニ展示「紋別と将棋の関わり」が開かれている。
展示ケースには日本将棋連盟北海道支部連合会から寄贈された藤井聡太名人が揮毫(きごう)した扇子や、20年前に同市で開かれた王位戦第2局で対戦した当時の谷川浩司王位と挑戦者の羽生善治王座の色紙、「封じ手」を記した用紙が並ぶ。
紋別市出身で2011年に現役を引退した勝浦修九段の紹介パネルや、今回の名人戦副立会人の広瀬章人九段らの書籍も展示。同博物館の本橋里奈さんは「紋別出身の勝浦棋士を通じて将棋と紋別市の歴史を感じてもらえたら」と話した。
6月30日まで。無料。【本多竹志】
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