北海道紋別市で開かれる第82期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社、日本将棋連盟主催)第5局を控え、藤井聡太名人(21)と挑戦者の豊島将之九段(34)が25日、現地入りした。市内の観光地を巡った後、対局室を下見した。

 アザラシシーパラダイスでは、愛嬌を振りまく海獣にえさをやり、2人とも思わず笑顔に。高さ12メートルのカニの爪の像の前では、記者の求めに応じて、カニのはさみのポーズで写真に収まった。

 対局は紋別市制70周年の記念事業として誘致された。市内には、至る所にポスターが貼られ、機運を盛り上げている。(角野貴之)

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