不正アクセスにより会員情報の流出が発覚した県物産振興協会は、新たに商品の配送先も流出した恐れがあるとあきらかにしました。
流出した名前や住所などの情報は9万件近くにのぼります。
会見
「漏洩した恐れがある新たな個人情報が分かりましたのでお知らせします」「お詫びを申し上げます」
県物産振興協会によりますと県産品などを販売する通販サイト「e-ながさき どっとこむ」で会員が商品の送り先として登録した「お届け先情報」が流出した恐れがあることが分かったと明らかにしました。
「お届け先情報」には企業名などを含めた名前や住所、電話番号などが含まれています。
登録されている約8万7千件の全てが流出した恐れがあるということです。
長崎県物産振興協会 土井口章博 専務理事
「商品を本人以外に送るときに会員自らが登録する。会員1人につき、最大20件登録できる」「土、日に作業をする中で明らかになった」
協会は5月24日、通販サイトに登録されていた6万人分の会員情報が流出したおそれがあると発表しています。
このうち2020年以降にクレジットカードを利用した人のカード番号などの情報も含まれていて、協会は対象が約3万人にのぼると新たに公表しました。
協会によりますと、これまでに流出した情報の悪用は確認されていないということです。
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