◆当選ラインを2500票下回る
支持者に囲まれ当選を喜ぶ西崎さん
西崎氏は4月の目黒区長選で落選後、都議復帰を目指した。蓮舫参院議員ら党所属の著名議員らが応援に駆けつけた。西崎氏は「今の政治を変えたいという訴えが届いた」と分析した。 自民は21年の都議選で2人を擁立したものの共倒れし、議席確保を期して井沢氏を擁立した。低投票率の中で組織票固めが奏功するとの見方もあったが、当選ラインを2500票下回った。陣営関係者は「裏金問題への逆風が大きかった。党は危機感を持って改革しなければ、今後は勝てない」と肩を落とした。 井沢氏は選挙戦の終盤、小池百合子都知事の顔写真と「応援します」の文言が入ったシールを選挙ポスターに貼り、「小池知事と仕事ができるのは私」とアピール。しかし、目黒区長選と衆院東京15区補選に続いて、小池氏が応援した候補は3連敗となった。(中村真暁、長竹祐子) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。