元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)が28日、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に無所属で立候補する意向を明らかにした。
田母神氏は自身のX(旧ツイッター)に「自民党が保守系の候補者を立てることが出来ないようですので、無所属で立候補します。バイデン大統領やトランプ大統領よりは若いのでまだ頑張れると思います」などと投稿。取材に対し「これから(立候補の)準備をする。なるべく早く出馬会見を開きたい」と話した。
田母神氏は2014年の都知事選にも立候補し、4位(61万865票)で落選した。その後、同選挙で運動員らに報酬を支払ったとして公職選挙法違反(買収)の罪に問われ、懲役1年10カ月執行猶予5年の有罪判決が18年に確定し、5年間の公民権停止とされた。
都知事選をめぐっては、広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)や立憲民主党参院議員の蓮舫氏(56)らも立候補を表明している。現職で2期目の小池百合子氏(71)も近日中に立候補を表明するとみられている。(松田果穂)
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