長崎市役所跡地に建設予定の新たな文化施設についての審議会が開かれ、市が示した7つの改定案に委員からは様々な意見が出ました。

長崎市の新たな文化施設については物価の高騰などを受けて、整備案の再検討が進んでいます。

市側はリハーサル室の面積削減や、練習室を設置しないなど7案を示していて、審議会では委員から様々な指摘がありました。

長崎市演劇協会 会長 川下祐司 委員
「練習室でこういうことを始めてみよう、みたいな発想もできる。(新施設から)文化を発信していくことを考えると練習室はいる」

長崎大学 堀内伊吹 名誉教授
「いたずらに縮小とか削減とか、いろいろ経費の問題はあると思うが、そちらだけの議論にならないように一緒に考えていけたら」

このほか終演後に、演者と観客が交流することを想定したロビーのあり方などについても意見が出ました。

次の審議会は6月12日に開かれます。

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