岸田文雄首相は30日に官邸で開いた国内投資の拡大策を議論する会議で「2027年、115兆円という目標を官民連携で必ず達成できるようにしたい」と述べた。賃上げと投資がけん引する成長型経済への移行に向け、人手不足への対策が急務な物流や建設、介護分野の中堅・中小企業の省人化投資の支援を加速させる方針を示した。  中長期的には「AI、ロボットなどの革新的技術の開発や、その活用を促す規制制度改革を進める」と表明した。  会議には経団連の十倉雅和会長のほか、アイリスオーヤマ(仙台市)や次世代半導体の国産化を目指すラピダス、工作機械製造のスギノマシン(富山県滑川市)のトップらが参加した。


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