小池百合子都知事は30日、都庁で英国・ロンドンの金融街「シティー・オブ・ロンドン」の首長、マイケル・マイネリ氏と会談した。金融市場の動向や互いの取り組みについて話し合ったという。

 都は2017年、シティーと国際的な金融機能の強化に向けた合意書を締結。合同の金融セミナーや定期的な会談を開いたり、都からシティーに職員を派遣したりしてきた。

 会談後、会見をした小池知事はシティーについて、「歴史があり、情報や人など全てが集約されているまさに国際金融センター。東京は多くを学ばせていただいている。(今後も)きずなを深めていきたい」と話した。マイネリ氏は「単独でできる金融センターは存在し得ない。(都市同士が)つながる、世界に対してオープンであることが重要だ」と話した。(土舘聡一)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。