政治資金規正法の改正をめぐり難航している修正協議の打開に向け、岸田首相が30日午後から、最側近の議員と協議している。

午後5時20分ごろ、首相官邸に、裏門から自民党の木原幹事長代理が入るのをFNNのカメラがとらえた。

自民党は、30日の与野党協議に新たな修正案を示すことができず、週内の採決を断念せざるを得なかった。

局面の打開に向けた焦点は、パーティー券の購入者の公開基準で、「10万円超」への引き下げとする自民案に対し、公明党は「5万円超」とするよう強く求めている。

岸田首相は、木原氏と会談し、修正案の詰めの調整を行っているものとみられる。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。