日本維新の会は３日の衆院政治改革特別委員会で、再修正で合意した政治資金規正法改正案の政策活動費の扱いを巡り、自民党に疑問を呈した。自民は、領収書公開を５０万円超の支出に限定する考えを説明。維新は全支出の公開を求めた。維新の青柳仁士氏は「条文化する段階で合意をほごにするようなら賛成できない。明確に反対する」と述べた。 　岸田文雄首相と維新の馬場伸幸代表は先月３１日、政策活動費の支出状況が分かるよう、１０年後に領収書を公開するとの合意文書を交わした。 　特別委で自民案提出者の鈴木馨祐氏は「５０万円以下の支出は想定されない」と答弁。青柳氏は「全てに網をかけるべきだ」と訴えた。


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