秋田市の外旭川地区で整備を進める予定の新しいスタジアムについて、秋田市の穂積志市長は3日、事業費や運営費の圧縮を考えた場合に、八橋地区に新たに整備する可能性を示唆した。
秋田市・穂積市長:
「八橋についても色々な意見があるので、排除しないで考えていく可能性は追求してみたい」
秋田市の穂積市長は3日、外旭川地区に建設が計画されている新たなスタジアムの整備候補地を、サッカーJ2・ブラウブリッツ秋田が現在本拠地として使用する八橋陸上競技場で検討し直す可能性があると明らかにした。
着工時期の遅れと不透明な資金計画が再検討の理由。
2023年、市はJリーグに2026年度の着工を目指すと伝えていたが、その後の計画の変更で、2030年6月以降にずれ込む見込みとなった。
また資金面では、総事業費90億円のうち、県と市の負担を除いた残り30億円の調達方法に具体性がないほか、スタジアム運営の収支が1億7000万円の赤字計画で示されている。
秋田市・穂積市長:
「イニシャルコスト、ランニングコスト、こういった部分をブラウブリッツがどのように対応できるか含め、考えなければならない」
市は、八橋地区で新たに整備する実現性を、今後、県やクラブなどと協議する予定。
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