政治資金規正法の改正を巡り自民党は、法案を再び修正する方針です。このため、4日行われる予定だった衆議院の特別委員会での質疑と採決は、5日に見送られました。

 自民党はパーティー券購入者の公開基準を「5万円超」に引き下げることや政策活動費の公開などを盛り込んだ修正案を提出していましたが、政策活動費の公開範囲を巡って日本維新の会の反発を受け再び修正することにしました。

 自民党は「50万円を超えるものに限る」とした規定を削除し、10年後に公開する領収書の「保存」を明記する方針です。

 このため4日の採決を見送り、5日、再修正した案について質疑と採決を行う予定です。

 4日の衆議院の特別委員会では岸田総理大臣出席のもと質疑が行われ、その後、採決することで与野党が合意していました。

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