新型コロナの影響で2020年から無期限の延期となっていた、鹿児島市の本港区エリアの再開発を行う事業者公募について、鹿児島県は県議会で公募を廃止することを初めて明らかにしました。
鹿児島県は2020年3月からドルフィンポート跡地と、ウォーターフロントパークの再開発を行う民間事業者の公募を始める予定でしたが、新型コロナの影響で無期限の延期としていました。
県は3日の県議会一般質問で、この事業者の公募について廃止することを初めて示しました。
ドルフィンポート跡地で新たな総合体育館の建設が予定されていることや、本港区エリアのエリアコンセプトプランが新たにとりまとめられたことが理由です。
鹿児島県・安原達本港区まちづくり総括監
「ドルフィンポート跡地等を事業予定地とした事業者公募は行わないこととしたいと考えている。今後、新たな事業者公募を行う場合には議会に対して説明を行ってまいりたいと考えている」
県は新たに公募を行うかについては今後、検討するとしていますが、本港区エリアの再開発にあたっては何らかの形で民間事業者のアイデアなども活用していく方針です。
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